Overview
- Project
- ROKU KANDA
- Category
- Cafe・Restaurant
- Area
- 愛知県豊田市
Story
ご依頼の背景
寿司を中心に旬の味わいを楽しめる和食店として、既存建物をリノベーションしました。
和の繊細さを感じる空間でありながら、整いすぎない素材の表情も活かすことで、料理と向き合いながら心地よく過ごせる、凛とした雰囲気を目指しました。
設計・デザインのポイント
繊細な和の格子や左官仕上げの土壁に、コンクリートの無骨な質感を組み合わせ、異なる素材が生み出すコントラストを空間の特徴としました。
外観は、柔らかなアールを描く開口と左官壁によって、素材のやわらかな表情を引き出す構成に。
夕景には照明が壁面をやさしく照らし、街に自然と馴染む落ち着いた佇まいをつくります。
店内では、トチの一枚板カウンターを中心に据え、素材を過度に磨き上げず、その質感をそのまま活かした設えに。
格子によって視線を緩やかに仕切り、照明と組み合わせることで、カウンターから個室までそれぞれの距離感で食事を楽しめる空間としています。
「和の繊細さと荒々しさが共鳴する、美しき対比の空間」
格子や左官の繊細さと、コンクリートの荒々しさ。
相反するように見える素材をあえて重ねることで、静かでありながら芯のある空気感をつくりました。
料理を引き立てる一枚板のカウンター、視線をほどよく遮る格子、陰影を生む照明。
素材それぞれの表情が重なり、食事の時間とともに空間の印象も深まっていきます。
和の美意識と素材の力強さが共存する、凛とした和食店を目指しました。
Designer’s Comment
繊細な和の美しさと、素材そのものが持つ荒々しさ。
その対比を活かしながら、凛とした空気を感じられる空間を目指しました。
店内の中心にはトチの一枚板カウンターを据え、素材を磨きすぎず、その表情を感じられる設えに。
格子による視線の抜けや照明にもこだわり、カウンターや個室それぞれで心地よく過ごせるようにしています。
繊細さと力強さ、相反するものが重なり合うことで生まれる美しさを、料理とともに感じていただければと思います。
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